永上裕之のネタ帳

「メンズファッションプラス」、「非モテ+」と言うサイトを運営しています。日々、奮闘して頑張っております!

【インベスターZ】個人商店の喫茶店は「常にお客さんが3人いる状況」を作れれば成功!といえる商売という話

 

blog.egachan.net

前回の記事で書いた、

・社長と言えば → (最初から)プレイヤーでなくマネージャーに徹しなくてはいけない!

・社長と言えば → (最初から)仕事は効率的に行い、1日の決まった時間だけを仕事に充て、その他の時間は人脈を広げることと、プライベートの充実に時間を充てるべき

 という風な固定観念に縛り付けられると、選択肢が狭くなり、自由がなくなり不幸になってしまう。という話の、ビジネス版のような面白い話があったので、自分なりにまとめてみます。

個人商店の喫茶店は「常にお客さんが3人いる状況」を作れれば成功!といえる商売

発売と同時に購入した、

インベスターZ(11)

インベスターZ(11)

 

 この本なのですが、

・ある登場人物が、40年続いている夫婦2人でやっている喫茶店が閉店になるという話があったので、そのお店を引き継ぐ形の「居抜き起業」をする。という話

・その喫茶店の上に、夫婦は引き続き住み続けるため、家賃はいらず、売り上げの10パーセントを毎月支払うという条件

 

という話で、そのご夫婦に話を聞くと、

・個人商店の成功する秘訣、

→スリム(少人数体制で、固定費をかけずにバーンレートを下げる)

→シンプル(取扱商品が最小限)

→スロー(あまり忙しくない)

上記の総称として「3S」というのを教えてもらう。という話です。

この話は、「個人商店はコーヒーチェーンやコンビニとの競合が激しいのに大丈夫なのか?」という話からはじまるのですが、そのご夫婦は、

例えば、ラーメン屋などで「行列のできる地域一番店」を目指すような「経営方針」では、一時はトップに立つことができてたとしても、消耗戦を繰り返すうちにどんどん経営は苦しくなっていく。

という風に分析をし、さらに年齢的な体力面なども考慮し、競争が激しくない、「喫茶店」を選んだというのです。

そして、この喫茶店では、1杯600円のブレンドコーヒーが定番で、原価が20円。

3人のお客さんが、1時間に1杯注文すると仮定し、1時間1,800円の売り上げ。1日10時間営業で、1日の売り上げは約2万円。週6日営業で1週間で12万円。月商で50万円。

さらに、コーヒーの場合は、豆の保存がきくため、在庫リスクがなく、労働が軽度のため体への負担も少ない。という話でした。

しかし、作中ではこの説明に対し、「経済情勢や社会構造も変化していく中で、個人商店が時代の荒波を乗り切るには、軽食のメニューを始めたり、お客さんを増やすためにいろいろな先行投資と固定費のアップを行っていかないと、現状維持は衰退を招き、やがて廃業につながるのでは?」

という質問がされます。

個人商店にとって成長と拡大とは悪魔の囁き

上記の質問に対して、ご夫婦がお答えした内容が非常に的確だなと思っていまして。作中では、

「商売をする人の耳もとで悪魔はささやく。『もっと売れ、もっと広げろ』と・・・」

という風に回答されており、別の人が解説として、その理由を、地方都市の商店街の話を例に、

「市場規模を無視した売上計画を立て、そのために、借入をし、改築作業などをし売り場を広げ、その広さ分の在庫数を増やしてしまい、市場規模との乖離が生まれてしまうから。」

という風な形で説明されています。

このストーリーは、45Pぐらいで読み終わるストーリーなので、ぜひ皆さんも漫画をamazonで買って、年末年始に読んでもらいたいです(笑)

これ、漫画なのに、めちゃくちゃ、いい話じゃないですかね?(笑)

この話で感じた事・1 ~損益分岐点の設定について~

個人商店の喫茶店が魅力的なことの大きな要素の1つとして、損益分岐点が低いこと。なのかなと思います。

ただ、一般的にこのような事業の敷居が高く感じてしまうかというと、この作中でも紹介されていますが、

・会社を10年後、20年後も会社を存続させるには → 先行投資もいとわず、とにかく会社の規模拡大を目指し、組織を大きくし、右肩上がりの成長をし続けなければいけない。

というような、固定観念により、上記に書いたような「3S」の真逆の方向に進んでしまうことで、足元にゴールがあるのに、逆に自分からゴールから遠ざかってしまっている。というようなことを言っているのかなと思いました。

面白い記事として、

daikoma.hatenablog.com

創業直後にライブドア・ショック&リーマン・ショックを経験している古俣です。

最近ではIPO市場が活況を呈し、またスタートアップへの投資も数年前にはあり得なかった金額が相次いでおり、スタートアップにとっては非常に良い環境ですね。

しかし僕がピクスタを創業した2005年も同じような状況であり、創業後1年間は順調に資金調達できていましたが、その後ライブドア・ショックにサブプライムローン問題、リーマン・ショックが起こってあっという間に市況が悪化していきました。

その状況から自力でキャッシュフローがプラスになるまでの2年間は毎日資金繰りに追われて最もしんどい時期でした。その頃は2000年のネットバブル崩壊から7~8年後の出来事であり、さらにあれから7年がたった今、歴史は繰り返す可能性は低くなく、備えをしておくに越したことはないと思います。

 などは、まさに、そういう文脈なのかなと思っています。

この話で感じた事・2 ~どの規模を目標にするか~

この漫画とは直接的には関係はないんですが、もう1つ感じたこととして、

「どの規模を目指すか。」また、「今やっている事業の市場規模のトップラインと、目標は合致しているか」

という観点はあるなぁ。と思いました。

過去に見た記事で印象深いものとして、

toyokeizai.net

分かりやすい例では、無料モデルでサービスを開始し、後から収益を考える事業がある。これが成立するとしたら、もうめちゃくちゃ流行ったときだけ。世界中の人、日本中の人が使っているというのに近しいぐらいになって、初めて広告モデルが成立したり課金したりできる。中途半端では存在していないも同然だが、そもそも企画段階から全人口を網羅できるようなサービスじゃないのに投資している。

あとは経営者が優秀でも、マーケットが行き詰まっているケースが結構ある。勝者が特定されており、そこからの事業の路線変更や規模拡大が難しい。ネット広告やソーシャルゲームなどは色々な事業へ広く展開できるが、ある業界のこの部分をネットサービスにするとかは意外と行き詰まることが多い。市場規模がだいたい決まってバリュエーション(時価総額)に限界があるが、経営者が優秀だったりすると驚くような額がつく場合がある。

――今のベンチャーバブルがはじける時期は?

毎回そうだが、日経平均株価が下がると終了。資金調達した未上場のベンチャーは、一度高くついた時価を戻すことはできないので、今のうちにつじつまを合わせるしかない。本当に危険な状況にあるが、そうした自覚は感じられない。

とかは、非常に興味深いなぁ。と思っています。まさに、

・会社を10年後、20年後も会社を存続させるには → 先行投資もいとわず、とにかく会社の規模拡大を目指し、組織を大きくし、右肩上がりの成長をし続けなければいけない。

という固定観念から、市場規模を無視し、とにかく規模拡大を目標に掲げることが唯一の生き残るための手段。という風に、勝手に、自分の選択肢を絞り込んでしまっている事例なのかなと思っています。

この話を考えていると、「やりたいこと(事業内容=市場)」から適切な目標を逆算するのか、「やりたい規模(目標)」から、適切な事業内容(市場規模)を選定するのかによって、考え方が大きく変わってくるなと思っています。

私自身の例でいいますと、

www.egachan.net


に書いた通り、昔は、同世代の起業家に対して、

・売上至上主義(≒ 営業利益度外視主義)

・バリエーション至上主義(≒ PER至上主義)

というような評価軸を意識をしすぎていて、実態と乖離した、意味のないプライドみたいなところに評価のバイアスが過剰にかかってしまっていた気がしますが、最近は、そこら辺はニュートラルになってきて「やりたい事業をやる!」「実現したい世界を目指す!」みたいなところで事業選定をしており、そのやりたいことに必要であれば、必要な分だけ成長を目指す。というような塩梅でやっています。

また、

www.4gamer.net

ただ,どこまで行けるかは,どこで満足するかで決まっちゃうんじゃないですかね。例えばライブドアにしても,オンザエッジの頃に上場して,そのまま回せば回っていたと思うんで。そこでいいやと思うか,新しいところに行くためにライブドアっていうのを買って,名前も変えたほうが効率いいのかっていう。どこをゴールにするかだと思うんです。
 ドワンゴには一応キャッシュはあるんですけど,着メロビジネスがだんだん下がっているので,じゃあここで低速回転でずっと残し続けてればいいよねと判断するか,もしくはまた新しい土壌を,溜めたキャッシュで作ってみようか,っていうところの判断だと思うんですけど。

にもあるように、最初は「どこを目指すのか。」というところから始まるかもしれませんが、実際にやってみて「どこで満足するか」という観点も大事なのかなぁ。と思いました。

プラットフォーム型と小売店型

私自身は、2つのサービスをやっていますが、

himote.plus

は、プラットフォーム型で、

mensfashion.cc

は、小売店型だと思っています。ただ、プラットフォーム型はいいのですが、「小売店型」というのは、「バリエーション至上主義(≒ PER至上主義)」的なアプローチで考察し、かつ、サービスを1度も使っていただけていない方とかだと、理解してもらえないことが多く、過去にちょくちょく聞かれる質問として、

「なんでマーケットプレイス(プラットフォーム型)のファッションサイトじゃなく、小売店型にしたんですか?」

と聞かれます。

その質問に対して、今回の記事をもって、背景やロジック含め包括的に回答できるのかなと思っていますが、それ以上にやっぱり、

「やりたいことを、最適な規模と、最善の方法で実現していく」

というところを原点にしているからだと思っていますが、今回のように言語化してみると、改めて頭の中の棚卸ができて面白いですね。

年末年始は、さらに、自分の行動の理由。みたいなものと対話を続けてみたいと思います!

(おまけ)純喫茶はいいですよ

ちなみに、話で出てきた純喫茶についてまとめてみました!よろしければ、こちらもどうぞ(´▽`)

blog.egachan.net

【レポート】初台駅のおススメな喫茶店・カフェ4選!

最近はそのサイクルが過ぎてしまったのですが、定期的に、実際に手を動かすよりも、何をするか考える時間の方が必要な時期に入ります。

そういう時期にどう過ごすか凄く悩むのですが、前はオーセンティックバーブームがあったり、多くの人のお会いするなどあったので、直近ではノートを片手に喫茶店やカフェに行って、ノートとずっと対話する。という風にしてその時期を乗り越えました(笑)

喫茶店やカフェを探すのは難しい

ただ、そういう感じの、ぼーっとしつつ、アイディア振ってこーーい。みたいなときに、どういう喫茶店を探せばいいかって難しいんですよね(笑)

もちろん、ルノアールとか最高なんです!

ということで、この1年ぐらい色々回ってみて、会社から近い初台駅近辺で、落ち着いて集中できるカフェを何件か見つけたので、紹介したいと思います。

基本的には、純喫茶系というか落ち着いたお店が好きですので、そういった内容になっています!

それでは、紹介していきます!

1:初台駅の純喫茶といえば「純喫茶 車」

純喫茶 車

食べログ 純喫茶 車

超テッパンな純喫茶です。そして、テッパン通り、たまごサンドがおいしいです(笑)

場所は、不動通り商店街の幡ヶ谷よりなので駅から8分ぐらい歩くと思います。

2:オペラシティ内にあるお店も広くて、パスタもおいしい「椿屋珈琲 東京オペラシティ店」

椿屋珈琲 東京オペラシティ店

食べログ 椿屋珈琲 東京オペラシティ店

オペラシティ内にオフィススペースがあるので、朝は出勤時の人がバタバタしていますので、出勤ラッシュが落ち着いた10時以降とかは落ち着いて過ごせるのでお勧めです。

店員の数も多く安定のスピード感で丁寧に接客いただけるので好きです!

帰りには、同じフロアに本屋さんもあるので、本屋さんに寄るのがルーティンになっていますね(笑)

3:カレーもおいしい「喫茶 ダンボ」

ダンボ

食べログ ダンボ

あのいわゆる喫茶店のカレーが食べれて好きです(笑)

※ただし、朝からはカレーをやっていなかったと思いますのでご注意を。

場所的にお昼になるとランチ時に込みますので満員になっていることもありますので、ランチタイムが過ぎてから行った方が落ち着いて仕事が出来ると思います。

また初台商店街の駅近くにありますので、改札を出て3分ぐらいで到着する位置なので、それもおススメです。

4:幡ヶ谷駅にある隠れ家的な落ち着いた純喫茶「コーヒーの店 ひだか」

コーヒーの店 ひだか

食べログ コーヒーの店 ひだか

ちょっと初台駅からは離れますが、徒歩10分ぐらいで1駅横の幡ヶ谷駅になります。都営新宿線で、新宿駅から1駅目が初台駅で、2駅目が幡ヶ谷駅なので電車で行ってもいいかと思います。

駅を出て、TSUTAYAと逆側に進んでいくとファミリーマートがあるので、その先なのですが、シックなテイストで落ち着いた雰囲気のお店です。

 

以上となります!

ぜひ、皆さんも落ち着いた純喫茶でノート片手に考える仕事をしてみてはいかがでしょか(*'ω'*)

自分自身をマインドコントロールしてない?固定観念になっている例を網羅しました。

 

最近よく思うのが、「目標を達成するため」「自己実現をするため」「人生を楽しく生きる」みたいなベクトルに最適化できたときに、「なぜできていなかったか?」と考えると、自分の中で勝手に作っている固定観念が邪魔をしていることが多いなー。と気づきました。

今回は、色々な本や記事などで書いてあった「勝手に作ってしまっている固定観念」をまとめてみたいと思います。

脱マインドコントロールができると、選択肢が増え、コミュニケーションが捗ったり、自己実現や目標達成ができるようになり、人生が豊かになるんじゃないかと思っています!

マインドコントロール(他人の行動により、意図せぬ間に価値観が形成されてしまう)の簡単な流れ

他人から「褒められる」ことで潜在意識の中で価値観形成の方向性は誘導されている(?)

マインドコントロールと言っても、そんなたいそうなことじゃなくて、日常にありふれているものだと思っています。分かりやすい例としまして、旧友と会ったときに、

A:「○○さんって、大人っぽくなっちゃったよねー」
B:「○○さんって、大人っぽくなって、素敵だよねー」

という言われ方1つで潜在意識の中に、

Aだと、「大人っぽくならないように気を付けよう、、、」
Bだと、「もっと、大人っぽくなろう!」

や、あるDL数推移を発表したプレスリリースに対して、偉い人から

A:「このDL数の推移からして、このサービスの未来はアツい!!!」

B:「このサービスはDL数は重要なKPIではなく、似たようなサービスが過去に何度も失敗しているから収益モデルの見直しが必要かも?」

という言われ方1つで潜在意識の中に、

Aだと、「このサービスはイケてるんだ!こういうサービスを参考にしよう!」

Bだと、「このサービスは関係者の人はイケていると言っているが、業界歴が長い人から見ると本質的に継続性があるサービスじゃなく映るのか!参考にしよう!」

 という風に言われることで、「事象に対しての論理的な検証」からではなく「他人の評価」によって褒められることで、脳内から「ドーパミン」という物資が分泌し、その快楽とセットで「(深く考えず)この事象はいいことなんだ!」とインプリンティング(刷り込み)される現象を「パブロフの犬状態」 というらしいのですが、この「パブロフの犬状態」により価値観を形成されるようです。

その為、親や先生、恋人、友達、同僚、先輩、後輩、上司、取引先の方などと話すことで、相手は意図していないのですが、当然、相手の価値観の中で気持ちがいいことを「褒める」ため、価値観は伝播するという形です。

※特に先生、親、初恋の相手、初めて付き合った相手などは、「アヒルは最初に見たモノを母と思い慕うように刷り込まれる」的などは価値観形成に影響を与えやすいと思っています。

その為、よく「自分の頭で考えなさい!」というのですが、実は「自分の頭で判断している」と思っても、

f:id:hiroyukiegami:20161112154725p:plain

という感じで、潜在意識にインプリンティング(刷り込み)された「思い込みの価値観」に隷属して行動しているだけという考え方があります。

その為、「本当の意味で判断している人」になり、生活を豊かにするには、さらに深い階層での脱マインドコントールが必要になるのかなと思っています。

この話は、

家庭教師 神宮山美佳 コミック 1-3巻セット (KCデラックス)

家庭教師 神宮山美佳 コミック 1-3巻セット (KCデラックス)

 

 

東京大学物語 全34巻完結 [マーケットプレイス コミックセット]

東京大学物語 全34巻完結 [マーケットプレイス コミックセット]

 

 等の漫画を読んでもらえるとわかりやすくなります!

東京大学物語ですと、

f:id:hiroyukiegami:20161112154740p:plain

といような流れを、

東京大学物語(14) (ビッグコミックス)

東京大学物語(14) (ビッグコミックス)

 

 の、150話~151話で語られていて、こちらを読んでもらえると脱マインドコントールのイメージがつきやすいのかなと思います。

そのうえで、上記で書いたような話以外で、具体的にどのようなワードにより、「潜在意識に対してインプリンティング(刷り込み)が行われて、価値観が形成されている」かを、自分なりにも色々と考えまとめてみたいと思います。

すでに一般的に流布されている問題な価値観の例

もうテレビでも本でも、ネットニュースでも何度も何度も聞いたことあると思いますが、

・「友達100人できるかな」

・「貯金は正義、貯金しないのは悪」「借金も悪」

の2つとかは有名かと思います。

「友達100人できるかな」は、歌から派生し、「友達を多く作らないといけない」という価値観が幼少期にインプリンティング(刷り込み)されてしまい、「自分の頭で考える」前に、勝手にバイアス(偏り)がかかってしまうということで、自殺や引きこもりの問題などでもよくこの話は聞きますね。

貯金や借金の話は、詳細は割愛しますが、過去の歴史的な経緯を経て、「お金に対する価値観」にバイアスがかかってしまっているという話も、もう皆さんは何度も耳にしているかと思います。

本から学んだマインドコントロール

・「ご飯は残さず食べないと行儀がよくない」

夢をかなえるゾウ文庫版

夢をかなえるゾウ文庫版

 

に書かれていたのですが、 「ご飯は残さず食べないと行儀がよくない」ということは、確かに行儀の話はおっしゃる通りで、私も基本は、残さず食べた方がいいと思います。

ただ本に書かれていたのは、「眠くならずに、健康にもいい適当量」はお店で出されたご飯の量が一致しているのか。という話です。

極端な比較になってしまいますが、自己実現や目標達成のために「仕事を頑張るために、普段からコンディションを整えましょう」というスタンダードがあったとして、一方で「眠くなってしまってもいいし、健康的な適当量をオーバーしてもいいので、行儀よくご飯は残さず食べましょう。」というスタンダードがあると、まさに「ダブルスタンダードになってしまいハレーションを起こしてしまう・・・」ということを書籍では書かれているのかなと思います。

これは難しい話ですが、面白い提言だなーと思いました。ただ、価値観というのはまさに、こういうことで、「自分の頭で考えずに、当然のように”当たり前”」となってしまったことに気づくことなのかなと思いました。

その他、検討中のマインドコントロール(メモ)

あとは私が個人的に、答えはまだ出ていないが検証中のマインドコントロールについてまとめてみたいと思います。

「素直になりなさい」「わがままいう子は嫌いです」「プライドが高いのがよくないことだ」

子供の時に両親や先生などがこのフレーズを何度使用しインプリンティング(刷り込み)をしてしまうことで、言われた側は、「素直レベルが高い人 = 人間として優秀」、「わがままを言わないYESマンレベルが高い = 人間として優秀」という風にマインドコントールされてしまう傾向はあるのかなと思いました。

ただマネジメント側からすると、素直レベルが高い方がいいというのはありますし、素直なメリットもたくさんあるのかなと思いますので、そのような方向に価値観の形成を誘導することの是非については、最近考え中です。

「諦めずにやり続ければ、いつか夢はかなう」

よく言われる話として、小学生時代に「プロ野球選手になる!」というのと、中学生、高校生、大学生が言うのは少しアドバイスの仕方も変わってくるという話があります。

その流れも含め、この言葉はある意味で、適切な判断を歪ませてしまう可能性もあるのかなと検証しています。

※ただ一般的には、「自分の限界を決めつけてしまう」バイアスの確立の方が高いと思います。

「他人を変えることはできない、自分が変わるしかない」

これも難しいところですし、色々な人に聞いていたりするんですが、よく言われる言葉ですよね。

ただ一方で、コーチングの先生がそんな気持ちで、コーチングをしている気はしないですし、綺麗ごとかも知れないですが、ある意味でこの考え方は解釈の方法によっては、「部分最適はするが、全体最適はしない」という考えにも繋がってしまうのかなと。。

そして、色々推測するにこの言葉は、「自己防衛」や「一時的な対処療法」のために、一部の人が、自分に都合よく使われてしまっていたという経緯などにより、言葉本来の意味を歪ませてしまったのかなとか考えてみました。

例えばですが、1番ネガティブなケースとして全員が「他人を変えることはできて、自分は変わる必要はない」と思っていたら、その組織は成り立たないのかなと思いますので、個々のマネジメント能力の成長は一旦諦めて、まずは個人パフォーマンスを各々上げましょう。という判断があったとか(?)、色々考えていたりします。

成功する人は「忙しい」とか「お金がない」とか「時間がない」言わないという通説 

もちろん、これも一面的には絶対的に正しいと思うのですが、この通説に引っ張られる必要はないのかなと。というのも、時間というのはトレードオフなものですので、「忙しくない」「お金がある」「暇である」ということで、色々な話が舞い込んでくることは事実なのですが、そこで舞い込んできた話というのが「今のフェーズにおいて」、本来やるべきことを削って対応していないか。ということは一考する必要はあるのかなと思いました。

ameblo.jp

の、

起業して3年くらいは、友達と飲みに行くこともほとんど無かったし、異業種交流会とか講演会の類も一度も行ったことがない。そんなの行くくらいだったら講演者の書籍を自分のペースで速読したほうがいい。メルマガを発行してたらそれを読めばよい。行く時間も勿体無い。
今は違うが、当時は食事の時間も勿体無いので1Fにあるファミリーマートから弁当やら揚げたての惣菜やらを買ってきて食べてた。それすら時間がもったいなくて社員に買いにいかせたこともある。宅配の弁当屋もよく利用していた。

土日も勿論ない。旅行も年に1度行くか行かないか。盆も正月も無い。ずっと仕事であった。デートもしないので、プロセスが省略できるという理由で一時期風俗にはまっていたこともある。風呂に入る時間や髪を切りに行く時間など完全に勿体無いと思って、ほとんど行っていなかった。
果ては家に帰る時間すら勿体無くなって、ずっと会社のベッドで寝ていたこともある。一時期は会社の仮眠室にシャワーまでつけていた。

それくらいやったらほぼ確実に成功すると思うんだよなあ。。。

 というような自分の作業やマイクロマネージメントに没頭する時間というのも必要なんじゃないかな。という意味で。

「売れないバンドマンはよくない。という価値観が成功に導く」という通説

当然、ストイックに「儲かるビジネスモデル至上主義」に徹して、成功体験であったり、やれることの範囲を広げていくということは大事だと思いますが、

blog.egachan.net

に書いた内容じゃないですが、PV至上主義や、売上至上主義と同じように

・売れる至上主義(儲かるビジネスモデル至上主義)

に走ることがきっけかで、

blog.egachan.net

にある、「成功したという失敗」じゃないですが、KPIが一定以上の値に達すると「その次に何をしたらよいのか分からない」となったり、KPIを満たしても心が満たされないという状況になってしまう可能性もあるのかなぁ。。と思いました。

 

自分独自に考えたことは、今のところは以上ですが、何か気づきがありましたら、こちらの記事を随時更新していきたいと思います!

固定観念に左右されず、如何に自然体で生きていくか。というのを考えるのは難しいですね。

「得意なことだけに集中して、得意なものを伸ばせ!苦手なことは得意な人に任せろ!」という通説

これももちろん、一面的には正しいと思うのですが、ステレオタイプ的に絶対視することでもないのかなと思っています。

blog.egachan.net

にも書いたのですが、「得意なこと」「苦手なこと」と定義付けてしまったときに、そこで「個としての成長」はストップしてしまうと思います。

また、アイディアや判断というのは、得意な人が集まれば単純に足し算のように精度が上がっていくような単純なものではないため、ワンストップで全体像を理解しているからこそ、思いもよらないことを考えれたりするという領域があると思っています。

また、「”現時点で”得意なことを消費して結果を出す」というのは、ノウハウの消費であり、「ストック型のノウハウ」が蓄積されない。という問題もあり、インプットを怠ってしまうと、どこかで成長の踊り場に達した時に、成長のレバレッジを失ってしまうのかなと思っています。

「上手くいった要因は?という質問は的を射た質問だ」という通説

私は、「過去に読んだ本を何度も読む」のが好きな読書スタイルでして、高校生時代に読んで感動した本を改めて読んでみて、「え・・・!これは、どうなんだろぉ・・・。」と定点観測をしていくのが好きだったりします。

そういう意味で、現代社会において「情報」は重要だ!と言われますが、それは「答えを聞き出す能力」ということでなく、受け手側の「情報を読み解く能力」の言だと思います。

だから、色々な企業が「成功のノウハウ」などを本やセミナーなどで語っても真似できないのかなと思います。ですので、「上手くいった要因は?」や「失敗した要因は?」といった質問は、そういったことの表面的な部分しか把握できないため、本当にそれでいいのかなぁ。。と最近、考えたりしています。

パワポや資料を作るのは時間のムダ説

この言説には3パターンあると思っていまして、

・自分の頭の中の整理をするためのパワポ

・お客様に提出する用のパワポ

・社内の上司の人に提案すると起用のパワポ

などごっちゃになっていると思います。

こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる

こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる

 

とかでは、確か「市場規模などの資料は、すでに頭に入っているため不要。A4の1枚にまとめた方がいい」というような話があった気がします。(違っていたらすみません、、。)

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

 

 では、ショートカットやノウハウ、フレームワークを勉強していくと、1日に50ページぐらい作るのも普通になってくる。

的な話があったと思います。もちろん、提案される側が「パワポや大量の資料は嫌だ!」と言っているのに提出するのはよくないですが、そういった話がインタビューなどでもよく語られますが、「提案される側が嫌だ」という話と、「パワポを作るのは時間の無駄」という2つは分離して考える必要があるのかなと思いました。

「ドラゴン桜」的な考え方について

ドラゴン桜(1) (モーニングコミックス)

ドラゴン桜(1) (モーニングコミックス)

 

 「ドラゴン桜」内の東大入学に対する考え方について、

東京大学物語(1) (ビッグコミックス)

東京大学物語(1) (ビッグコミックス)

 

 の東京大学物語の作者の江川先生が、

「東京大学」にダマされるな!

「東京大学」にダマされるな!

 

 にて、コメントが書かれています。

ドラゴン桜の作者の三田先生の作品は非常に好きで、その他の作品は基本全て読んでいるのですが、色々な角度から考えられるんだなぁ。と思いました。

その他(メモレベル)

・電車での化粧

・漫画を読むと、バカになる

・スマホばっかりやっていると、バカになる

・喋らなかったらカッコいいのに(モテ至上主義という意味で)

個人的には、大体そんな感じです!

↓以下は私ではなく、他の人の参考になった記事を紹介していきます。

ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!から学んだこと

また、面白かった本として、

ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!

ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!

 

 に書かれいてた、学校教育の影響という項目で下記のような記載がありました。マインドコントロールに関係する内容かなと思い、メモしておきます。

・「結果より努力が大事」という価値観

・「ドッジボール教育」 ※小学生時代に、昼休みはドッジボールをするということが当然。というような思い込み(疑わない)

・「他人に迷惑をかけてはいけません」「借りたものは返しなさい」「責任逃れは悪です」などと説いてきた

・「真面目であることが正しいと教えこまれてきた人は、たとえ詐欺だとしても、引き受けた借金は絶対に返さなくちゃいけないと思いこんでしまう。」

・「困ったとき、簡単に他人を頼ってはいけない。カネを借りるのは根性が足りない、責任転嫁だ― などという空気感が蔓延している」 ※結果、「助けて!」の言えない風潮が生まれている

「無理にでも頑張ったほうがいい」「たくさん出会ったほうがいい」

college.nikkei.co.jp

その後も、みんなが言う「無理にでも頑張ったほうがいい」「たくさん出会ったほうがいい」という言葉を真に受け続け、乗り気でない無益な仕事や取材を受け続けました。結果として、自分の仕事や課題を圧迫し始め、自社商品のクオリティは下がり、自分の睡眠時間は減りました。自由に使えるお金も消耗し、さすがに心身ともに限界が来ました。

やりたいことを持たないといけない「やりたいこと原理主義」を疑う

cakes.mu

川上 一貫してひとつのやりたいことがないといけないっていう「やりたいこと原理主義」にとらわれている人、多いですよね。何かひとつのことにこだわる原理主義的な考え方って、僕は一種の宗教だと思っているんですよ。

 人生の先輩のアドバイス

www.naenote.net

 

このキャリアステップ論は正直、昭和のかおりがプンプンするやつです。

ひとつの会社で勤めあげることを前提にしているし、年代別にロール(役割)が切られているあたり年功序列は当然という雰囲気です。

そのため

リーンスタートアップを前提としたビジネス展開
デジタルビジネスで求められるスキルセット
年功序列が崩壊しはるかに流動性を増した人材市場
ダブルワークが当たり前になる今後の働き方
などなど、昭和とは状況が全く異なる2016年現在において、この教えがそのまま通用するとは思っていません。

 

「食事はバランスよく食べよう」ということについて

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

 

発売直後すぐに購入しましたが、非常に面白かったです。

堀江さんの別の本のあとがきで、「血液型を信じる」「小学生時代の昼休みのドッジボール」などの例がありましたが、この本では、「食事はバランスよく食べる」ことについて、「なんで、そのまま受け入れるの?」というような文脈で書かれていました。

(wikipediaを見ると、三角食べというらしく、1970年代頃、日本の一部の学校における給食の指導で広められた言葉のようですね。)

また、「脱洗脳」の必要性を感じた際の理由として「人はアクセルを踏みながら、同時にブレーキをかけていることに気付いた。そのブレーキの原因は、教育である。」というような旨のことを書かれており、このセリフも非常に良いなと思いました。

言葉数が少ない方がクール(?)

fuzkue.com

何かと言葉数の多い店です。漠然と謳われる自由よりも制限され明文化された自由の中でこそ人は本当に自由を感じられる、リラックスを妨げる「察するコスト」を可能な限り削ぎ落とすことによって心地よく過ごしていただける環境を用意したい、と考えています。

 

fuzkue.com

友達がいない人の末路って本当に知っていますか?

宝くじで1億円当たった人の末路

宝くじで1億円当たった人の末路

 

≪主な内容≫
宝くじで1億円当たった人の末路/事故物件借りちゃった人の末路/キラキラネームの人の末路/
「友達ゼロ」の人の末路/子供を作らなかった人の末路/賃貸派の末路/
自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路/電車で「中ほど」まで進まない人の末路/
外国人観光客が嫌いな人の末路/8時間以上寝る人の末路/体が硬い人の末路/
ワイシャツのしたに何を着るか悩む人の末路…など、多様な「末路」を23本収録!

というような内容が書かれています。

結論からいうと、見出しの「友達がいない人の末路」も含め、一般的に考えられている結論と逆になることの方が多い。というようなリアルな内容の本で面白いと思います。

毒親問題/家族との関係を「義務」ととらえないということについて

toianna.hatenablog.com

 

mensfashion.cc

<男性が「毒親育ちで苦しむ自分」を否定するロジック>
・確かに自分は愛情のない家庭に育った、だが世間的に見たらよくあることだ
・こんな家庭は一族の恥だから、外で話してはいけない
・親を軽蔑しているが、俺は親と違う人生を歩けるから関係ない
・いい年して親子関係でウジウジ悩んでいるなんて思われなくない

こういった「もしかして自分の親は毒親で、しかも自分が苦しいのはそのせいかもしれない」という仮説を抑圧する思考は男性に強く現れます。ですが抑圧したところで不安は消えません。そこで男性は、他人へ抑圧した感情をぶつけることで解消しようとします。

他人へ感情をぶつけるやり方は2つ。一つ目は「似た境遇の他人のつらさをも否定することで、自分のつらさも一緒に否定する」ことです。

「親孝行って、義務じゃないから家の行事の手伝いを1度やめてみよう」

 頭痛薬について

自分は偏頭痛持ちで、平均して週に1度「イブクイック」を飲んでいました。その際に、

「頭痛薬は飲みすぎると効きが悪くなるから、飲みすぎるとよくないよ。」

と周りから言われたことがあります。最近、そのことをよく調べたんですが、これって間違った情報なんですねぇ。。

確かに、「薬物乱用頭痛」というものはあるんですが、週に1度とかは全く問題ないようです。(詳しくは、各々調べてもらえると。)

今までその迷信を信じて、頭が痛くても極力抑え、飲むときも罪悪感を感じてたんですが、もったいない時間でした。

ちなみに、22時~2時は肌のゴールデンタイムというのも科学的根拠ないみたいですねorz

Web業界からEC業界に行ってブチ当たった、皆が教えてくれない「EC業界の見えない壁」の正体を、もやっと掴めました!

f:id:hiroyukiegami:20170626111346j:plain

皆さん、あけましておめでとうございます!永上裕之です。

2015年は、引き続きメンズファッションプラス非モテ+の運営を頑張っていきたいと思います。

2014年はweb業界とEC業界の違いを実感

昨年1年を振り返ると、2012年に始めたメンズファッションプラスの「EC業界」としての壁にぶち当たった1年でした。

先月、私は28歳になりましたが、私は中学生から25歳までは主にコミュニティサイトやニュースサイト等を運営してきました。私は、こういうサービス運営のノウハウを「webサービス系ノウハウ」と呼んでいます。

メンズファッションプラスを始めた時は、この「webサービス系ノウハウ」で、「どこまでEC業界で通用するのかなぁ。」というのは正直興味がありました。

そして現在、メンズファッションプラスを始め2年半ほど経ちました。1年目はサービス立ち上げでやることに追われる年でしたが、2年目というのは昨年との比較もできるようになり、色々と挫折も学ぶことも多かったです。

42.195キロのフルマラソンを走ると体の悪いところが全て分かる

昔、ラジオで「42.195キロのフルマラソンを走り切ると、体の悪いところが全て分かる。」という話を聞いたことがあるのですが、私にとっての昨年は、会社経営やECサイト運営という規模での「自分の未熟な部分」が、全てあらわになったイメージでした。

未熟な部分の中には、経営的なもの、人事的なもの、会計的なもの、EC特有なものなど色々とありました。ただ、その中でも特に頭を悩ましているのが「集客」の部分です。

この部分が、「webサービス系ノウハウ」ではどうやっても乗り越えれない、EC業界ならではの1番ドメスティックな部分だと思っています。

「アクセス解析」や「アドテクノロジー」や「A/Bテスト」で乗り越えれないEC業界の壁

アクセス解析、アドテク、A/Bテストなどは、私個人としても非常に好きです。こういった集客やCVR向上のノウハウは、「webサービス系ノウハウ」での経験を駆使すると非常にスムーズにドライビングができる局面が多かったです。

ただ、EC業界は奥が深く、上記のような「テクノロジー系の集客」では、乗り越えられない、「マーケティング系の集客」というものがあると、2年半の経験で、うっすらと、そのぼんやりとした、「壁」の存在をつかむことが出来てきました(笑)

 まだ、その本質をしっかりと理解出来たわけではないため、正確に説明は出来ないのですが、「マーケティング系の集客」について簡単に説明しますと、「人の気持を揺さぶる数値化できない施策」という風な感じだと思います。

EC業界は、簡単に言うと、全員が同じフォーマットで「如何に人を集客し、販売するか」のみに特化し、凄く大人数の優秀な大人たちが研究している業界

「webサービスを作る!」というと、表現手法が沢山あります。まずは、アプリかブラウザーかも違いますし、同じバーティカルメディアを作る。と言っても、たぶん、100社が作れば、まったく形の違う100サービスが出来ます。

その為、もしかすると、「webサービス系ノウハウ」にも、深く掘り下げていくと「マーケティング系の集客」に関するノウハウは存在する項目なのかもしれませんが、webサービス運営においては、まずは「どんなサービスを作るか。」や「どのようにサービスを作るか」などが議論の始まりです。

しかし、EC業界は非常に面白くて、基本はマーケットプレイスなどへの出店が多くですし、そこまで通販サイト自体で差別化を図るということはありません。(そこで、差別化を図るというのも、面白さの1つではあるんですが。)

その為、色々な小売店、広告代理店、コンサルティング会社などが「どうやって集客をし、どうやって売ろうか」ということのみを徹底的に考えます。しかも、「めちゃくちゃ沢山の企業や人たちが」です。(楽天モール出店企業だけでも、2014年12月現在で、4.1万社もあるようです。)

そうすると、自ずとEC業界に身を置かれる人は、「どうやって集客するか、どうやって売るか」を全員が語り出します。

集客でやれることが少ないから、「マーケティング系の集客」だけが異常に進化

その時に、webサービスの運営と違い、「テクノロジー系の集客」というのは非常に選択肢が少ないことに気づきます。モールやマーケットプレイス自体を、私が運営するならばやれることは多いのですが、イチ小売店としてはやれることが非常に少ないです。(理由は色々ありますが、イチ小売店では、商売の性質上なかなかプレスリリースを出すような大きな企画をすることが難しかったり、実物の「モノ」を販売するため、商品開発にも限りがあったりします。)

そこで、競合も似たような商品を扱っている、プレスリリースも出せない、広告出稿先も限られてくる、不特定多数に大量に露出するようなことは難しい。などのNGの縛りが非常に多い条件の中で、「数少ない人に、より多く買ってもらう」という無理難題のような条件に置かれ、それでも何とかしなくては!ということで「ぎゅーーーっ」と追い込まれ、苦肉の策として生み出され、極限まで研ぎ澄まれた手法が「マーケティング系の集客」だと、私は解釈しています(笑)

イメージとしては、Web業界は総合格闘技、EC業界はボクシング。総合格闘家が、「俺はパンチはもちろん、キックも寝技もいけるし、ボクシングも余裕だろう。」と思って、ボクサーと戦ったら、ジャブという物凄い研ぎ澄まれた技(マーケティング系の集客)1つに圧倒されて負けてしまう。というような状況だと思っています。(格闘技詳しくないので、ニュアンス違っていたらすみませんm(_ _)m)

具体的には、webサービスが得意とする「テクノロジー系の集客」の多くは、いかにマスを捉えるために面で攻めるか。ということが、肝になりますが、「マーケティング系の集客」は対象者も少ないため、「点で攻める」ということに特化している風に感じます。その為、施策の濃度は非常に濃いと感じます。

調べたら腰を抜かすぐらい奥が深く、練り込まれているEC業界のマーケティング手法に圧巻

マーケティング系の集客は、調べてみると沢山出てきますが、テクノロジー系の集客と違って、なんか凄い「戦略が深く練り込まれていて濃い」んです(笑)マーケティング系の集客は、ジュースで例えるなら「マックシェイク」。というぐらい、1つだけ非常に異端な感じがします。

私は、この状況を分析すると「お金が凄く動く業界 ☓ 選択肢が限られている」 という条件が満たされると、異常なほど研ぎ澄まされたノウハウが生み出されると思っておりまして、例えば、「ソーシャルゲーム」です。

ソーシャルゲームの解析をされている方にお話を聞いたのですが、ソーシャルゲームの解析は、webサービス系やEC系の解析ノウハウの進化系ではなく、独自進化を遂げた形になっていると聞きました。ただ、1から始まったソーシャルゲームの解析のノウハウの成長スピードは他の解析のノウハウ蓄積の速度と違い、異常なスピードで進化を遂げていったようです。

「お金を生み出す分野 = それだけ沢山の優秀な大人が集まって研究する = 期間に限らず、異常な濃度で進化する」

ということだと思います。その為、研究をされだした「期間」よりも、「濃度」が重要です。そして、その濃度の対象が狭ければ狭いほど、それは異常なほどノウハウが蓄積されると思っています。

そして、少し大げさですが、EC業界においては、集客手法はこの「マーケティング系の集客」の1点に全勢力が結集し、さらに期間も非常に長く研究されているというような驚異的な状態です。

その為、Web業界の人間(一応、私もそのつもりです)が、いくらWebサービス運営について手広く勉強をしていたとしても、この極限まで研ぎ澄まされた1つの武器には対抗できない。それがつまり、「Web業界から来た人がぶち当たるECの壁」なんじゃないかなーと思っている次第です。

すみません、なんか壮大に胡散臭い話になってしまいましたが(笑)

「そもそも、マーケティング系の集客ってなんだよー。」という点については、またいつか、このブログに詳しく書いていければと思いますが、現時点での私の理解としては、「心理学」や「人間の習性」みたいなものを深く理解し、それに適応した集客の仕組みを作る。ということなんですが、こうやって書くとかなり胡散臭いなーと思います(笑)

ただ、一方で非常に売れているECサイトの人とお話しても、「アナリティクスのイベントトラッキングで、メニューバーのクリック率を測定して、メニューバーのA/Bテストで最適なボタンを見つけて、CTRを1.3倍上げて・・・」というような話よりも、「どういうタイミングで、お客さんはあなたの商品を欲しいと考えると思いますか?」というような話が大半でして、謙虚にその現実と向き合うと、テクノロジー系の集客だけでは難しい壁があるなーと思わされる次第です。(この話をすると、「物事の本質を捉えろ!」と言われそうなんですが、ちょっとニュアンスが違うのですが、言語化できずに悔しいです><)

ただ、私は法則化していくのが好きなので、定量化はできなくても、私なりに定性化をしていければと思っています。

 

(まとめ)

ということで、私のように「Web業界 → EC業界」という形で、EC業界に行くという人は少ないです。その為、EC業界では当たり前とされていることも、すっと腹落ちしないことも多いです。ただ、2015年はその自分の中での乖離の部分をいい意味で、繋ぎあわせていければと思います!今年も、なにとぞよろしくお願いします!

追記(2015年1月4日)

記事中に出てくるソーシャルゲームのアクセス解析の話などについて教えて頂いた、前職の先輩でもあり、メンズファッションプ+のアクセス解析やサイト運営全般についてコンサルティング契約をしていただいている小川卓さんに言及いただけました!

analytics.hatenadiary.com


普通だと、アクセス解析を専門とされている方に、「アクセス解析では踏み込めない領域がある」というニュアンスの記事を書くと怒られるぐらいの勢いだと思うのですが、逆に、記事の土俵の上で分析をいただき、非常に感謝しております!